ロンドン6日目:ネット事情と友達の作り方

この日の前日ぐらいに、楽天カードから不正利用の疑いがあるから承認しないとカードを止めるという通知が来る

自分の利用で間違いないと答えるためにはSMSの受け取りが必要なんだけど、自分が買ったsimはSMSが受け取れない


海外のネット事情について、2年前にフランスに行った時はポケットwifiが主流で機器をレンタルして持っていった。物としてあるので安心感はあるけど荷物になるし充電も必要。たまに繋がらないものもあって不便っちゃ不便だった

 

おそらく今主流なのは海外でsimカードを買うかesimで、私はesimを買ってみた

キャリアがahamoなので海外でも15日間は使用出来るんだけど、今回の滞在は20日以上あり、慣れない海外なのでahamoとairaloというesimを併用することに

 

ahamo:どこの国でも使用開始から15日間は通常速度で使用可能。その後は低速になる
電話、SMSの受け取りも可能

airalo:30日間10ギガまで使えるプラン
電話不可、日本語カスタマーサービス有り
グローバルパックでヨーロッパ圏とトルコも使用可能

 

確か最初はairaloを使用していたんだけど、楽天カード問題で電話もしくはSMSの受け取りが必要になりahamoに切り替えた

ただahamoにしても何故か日本への通話が出来ない。学校の電話を借りるも対応時間外、日本にいる旦那の対応では不可と言われ結局skypeに600円だけ課金した

事前に楽天に海外で使用することを伝えてたらこうならなかったのかもしれないけど、まぁめんどくさかった!

で、結局不正利用を疑われた決済は自分が払ったものだったし楽天カードじゃ無くて別のカードでの決済だった

電話繋がらなくてイラつくし、旦那にLINE電話してあれこれ整理してもらうことでことなきを得た

 

この後の旅行のことも含めると、やっぱり何かしら電話が出来る手段は必要だなと思った

 

あとネットの使用量について、併用すれば十分足りるだろうと思ってたけどホテルのwifiを繋げずにガンガン使ってたらあっという間に無くなってしまい10ギガ買い足すという勿体無いことをした

 

 

カード問題を何とか解決し、観光に行く体力もなかったのでこの日は友達と食堂でランチを食べ、放課後は学校アクティビティに参加することに

 

wasabiのお弁当

私が食べてたらイタリアの子がお箸の使い方を珍しがって動画に撮ってたんだけど、私の持ち方はちゃんとした持ち方じゃないんだ、ごめん…と内心思っていた

ロンドンはこのwasabiとitsって日本食?チェーンが牛丼屋並にあってかなり普及してる
味はものによるけどこの後イタリアを経験してロンドンのありがたみを感じた

前の記事では色々書いたけど、イタリアとトルコに行ってみてロンドンってめっちゃ住みやすいんだと気づいた。高いけど。

 

 

放課後アクティビティ話に入る前にこの頃の自分の心境を少し書いておく

 

語学留学に決めた元々の理由としては、英語が話せるようになりたいというより一人が寂しいから誰かといたいだけで、ロンドンに来る前は学校や寮の友達と観光に行けばいいやなんて考えてた

 

ただこれがかなりハードルの高いことに行ってから気づく
そもそもお互い英語が話せないし、人によっては午後の授業があったり、ホームステイだと晩ご飯の時間には帰らないといけない
あとロンドン見るところがめちゃくちゃ多いし、私は二週間しか滞在しないから1日で2.3つ回りたいけどそんなスケジュールで観光する人は中々いない

 

なのでこの日ぐらいには現地の友達と観光は不可能なことに気づいていた

時間がない!という焦りとコミュニケーションの難しさ(チャイナタウンの件とか)にちょっと疲れていた

 

ただせっかく来たし友達は無限に作りたかったので、かなりアグレッシブに友達を作りに行ってたと思う

ヨーロッパの文化的なのか、みんな目が合えばHiとか行ってくれるので、授業でちょっと話した子とかアクティビティで出会った子とか、この子気が合いそうと思ったらガンガン話しかけていた

周りもみんなそうしてたと思うし友達と知らない人が一緒にいたらその人にもどんどん話しかけて最終的には30人ぐらいインスタを交換した

 

あとやっぱり学校の放課後アクティビティが凄く便利だった

この日はビールテイスティング
パブにいけるのかなワクワクと思ってたら先生が買ってきたビールを学校の食堂で飲むものだった

ビールを飲みながらみんなで味の感想を話す

 

ここで今まで学校で見かけたことのない女の子達と出会う
トルコの子2人と台湾の子1人の3人組で、ノリが良く話しやすい子達だった
イベントが終わってからも4人で話して仲良くなり、その日の晩ご飯も一緒に食べにいった

 

台湾の子と二人になった時に、久しぶりの学生生活と他国の人とのコミュニケーションに少し疲れてるということをポロッと話した。

そしたら私達アジア人って気を使い過ぎるようなところがあるからね、あなたの気持ちめっちゃ分かるよと言ってもらえて、この日やっと緊張というか、力が抜けた気がした。

一応補足しておくとアジアの人だから気を使うとかヨーロッパの人だから気を使わないなんてことは無くて、人それぞれなんだけど、やっぱり言葉が通じない分各々誤解してしまう部分があって自分の性格的にもそこを気にしてしまっていた時期だったので沁みた

 

この日までポルトガル語やイタリア語が母国語な友達が多く、多分お互いの英語があんまり通じてなかったんだけど、台湾の子は日本語が少し話せることもあって↑についてゆっくりじっくり英語で話すことが出来た。

自分の感情だからなのか不思議なぐらいすらすら言葉が出てきた。

 

あとはこの子が凄くフレンドリーで話しやすかったことも大きい。会社を辞めて留学中で、仲良くなれたけど出会った週には帰る予定だった。
またロンドンに戻りたくてYMSに応募していると言っていたのでみんなで応援した。

 

晩ご飯を食べながら、お互いの国のことやそれぞれの国の月収についてなんかも話した
トルコの子もまだ学生だけど卒業したら弁護士になるらしく、みんな凄いなと思った……


カードトラブルで疲弊してたけど、この日やっと旅行じゃなくて留学にして良かったかもと思えた