ロンドン1日目:シンガポール航空~パブ宿泊

シンガポール航空で羽田からロンドンへ

 

東京→シンガポール(7時間)
トランジット4時間
シンガポール→ロンドン(14時間)
の長旅

 

8月に予約して往復20万以下だったので安い方だとは思う

何かあった時のためにと思って日本の旅行会社から予約しようとしたけど、結局手数料やらで高く付いたので航空会社のサイトから予約

 

予約含めてシンガポール航空はめちゃくちゃ快適だったので今後も使いたい
搭乗時におしぼりがもらえるしご飯も美味しい
2023年の航空会社格付けみたいなのでも1位らしい

 

羽田で最後の日本食

 

シンガポールに到着してトランジット
着いた瞬間暑すぎて服装間違えたかと思った

今回の旅行のために楽天カードをプレミアムにしてプライオリティパスをゲットしていたのでラウンジも使ってみた

 

 

眠いのを堪えてロンドン行きの便に搭乗

長時間乗り物に乗るのは平気なんだけど、窮屈なのは苦手なので毎回課金して座席指定している
今回通路側1番後ろの席を確保したら同じ列に自分しかいなくてめっちゃ快適だった
14時間のフライトでラッキーだったなと思う

 

ここで地球の歩き方ロンドンを熟読する予定が消灯時間を勘違いして全然読めない…
youtubeでダウンロードしておいたロンドンvlogを見ながら電車の乗り方などを予習
シンガポール航空wifiもあるんだけどそんなに使えなかった

 


結構ぐっすり寝てあっという間にロンドン到着

 

学校が送迎も用意してくれてたけど高かったので電車で市内まで向かうことに

ロンドンの地下鉄はほとんどスマホ決済で済むので切符もオイスターカードも買う必要はないんだけど、毎回スマホ出すのもなぁと思ってオイスターカードを購入

Suicaにチャージするのと同じだけどカードに残ったお金の返金手続きが面倒くさいらしい

 

予約しているホテルまでエリザベスラインで向かうも降りる駅を2駅ぐらい間違えてまた戻り、ようやくホテルに到着!

 

1階はパブで2階がホテル

チェックインを済ませて荷物を整理し、1階のパブで晩ご飯

 

 

翻訳かけながらメニューを読んで炒め物?を頼んだつもりがフィッシュアンドチップスが登場

まぁいいかと思いながら食べる
普通に美味しい


海外のワイン、アルコールが強い気がするのは気のせい……?

 

料理を待ってる間に知らないおじさんが話しかけてきて、一緒に食べよう的なことを言われた気がするけど店員さんが追い返してくれた

 

部屋に戻り楽しみにしてたお風呂へ

このホテルを選んだのはこの猫足(狐だったけど)バスタブがあったから!
これもNANAを読んでからずっと憧れの猫足バスタブ

実は京都のゲストハウスでも使ったことがあるんだけど海外で入るのはまた違うよね
ゆっくり浸かってこの日は就寝


ホテルの立て付けが悪く若干ドアの鍵が不安だったけど、日本を発つ直前に教えてもらったドアストッパーを早速使った
一人だったので凄く心強かった

コインランドリーとショッピング

時系列順に更新する予定だったんですが、どうしても書きたいことが起きたので先にそれから書きます!


ロンドン→ヴェネツィア→ミラノと来てミラノ2日目の朝
洗濯物が溜まってきたのでホテル近くのコインランドリーに行くことに

ロンドンでも何回かコインランドリーは使ってたけど毎回失敗してて、あんまり乾いてないor乾かし過ぎてくしゃくしゃになるのどっちかだった


翻訳かけつつトライするしかないんだろうなと思ってたら、入って1分もしないうちに日本人のお兄さんが「手伝いましょうか?日本人ですよね?」と声をかけてくれた。


めっちゃ助かる!!と思ってお兄さんの指示に従いランドリーをセット
店専用のコインを買うシステムで、説明してもらえなければ絶対使えなかったなぁと思った。

お互いの洗濯が終わるのを待っている間、厚かましくもお兄さんに電車の乗り方を聞く
親切に教えてくれてお互い何の仕事をしてるかなど雑談していた


お兄さんは昔イタリアに数年住んでいて、今は旅行系の仕事をしているらしい。
普段は日本に来たイタリア人へのアテンドがメインだが、今回は珍しく日本人をイタリアにアテンドする仕事で来ているとのこと。

ベネチアから来たんですよーと話すと、お兄さんは明日からベネチアでガイドをするらしく、入れ違いですねーミラノでたまたま日本人同士会えたの凄いですよねなんて話していた。

 

私達はアニメの仕事をしてるんですと言うと、そうなんですか!と食いついてくれ、その後携帯をスッと差し出して
「このアニメ知ってます?僕このアニメの旅行ガイドをこれからするんですよ」と言われた


なんとそれがARIAだった


ARIA聖地巡礼ツアーが企画されているのは知っていて、それがコロナで中止になり、ちょうど自分が行くタイミングとほぼ同じタイミングで再度企画されたことも知っていた。

同じようにベネチアに行きたかったARIAファンの人達が今回ようやく行けるようになったんだなぁ。楽しい旅行になるといいなぁと勝手に考えていた。


それがまさか関わってる人とコインランドリーでバッタリ出会うとは……!!

もう朝から感動しまくりで洗濯どころではなかった。

 

あんまり個人情報書くのもあれなので書かないけど、本当に良い人でした。
語学学校で知り合ったイタリアの子が日本に遊びに行くねと言ってくれたので、その子達にもいつか紹介したい。

 


この日はそれだけでは無かった。


無事ランドリーを終えてホテルに戻り、最後の晩餐を見にサンタマリアデッレグラッツェ教会へ

ツアーを終えて微妙に時間があったのでヴィヴィアンウエストウッドのミラノ店に行くことに


凄くベタな話だけど中学生の頃にNANAを読んで以来、私はヴィヴィアンが好きだ

古着や青文字系と言われる服が昔から好きで、ヴィヴィアンも年始のセール時期に買ったり財布を使ったりと唯一ずっと好きなブランドかもしれない

ロンドンに本店があるのでロンドンの店舗にも行き、今回初めて念願のオーブペンダントも買った

 


イタリアはミラノにしか店舗が無いらしく、せっかくなので行くかなと思って、この日の前日に1人寄っていた

さすがはミラノ?ウェディングのラインもあるし、品揃えもめちゃくちゃ良いしロンドンの店舗と同じぐらい広い

そして何より店員さん達がめちゃくちゃオシャレ!!!
比較するのは良くないかもだけど、自分が今まで見た店員さんの中で1番可愛くカッコよく着こなしていた

めっちゃいいじゃんこの店舗……と思いつつその日は何も買わずに帰って、最後の晩餐鑑賞後に友達2人を連れてまた来店した

 

そこで最高にキュートな店員さんがいて友達2人は大はしゃぎ

その店員さんが色々話しかけてくれて、ヴィヴィアンについて楽しく会話をし、この日のために英語を勉強してきたのかもしれないと思った。

言ってる事が全部分かる訳では無いしこっちの言ってる事が伝わってるのかも分からないけど、気づいたら店員さんとお喋りしててちょっと不思議な感覚だった。


150€のミラノ限定トートバックが可愛くて、それもいいな〜と思っていたところ、これは限定の品だのあれやこれやとアピールされた

ただ私は昨日からずっと気になっている一つのバックがあり、それの前に立ってしばらく眺めていた


👨‍🦲(店員)あなたどれが気になってるの?

👩この大きいやつ……

👨‍🦲!!(店員さんの表情が変わる)
あなたこれは絶対買った方が良い!私も入荷した時他の人は買うな!って念じてたわ

👩いやーでもトートバックも悩むし……

👨‍🦲いや!このバックは今店にあるバックの中で1番良い!これを買うべき!
イタリアの本革で、ほら匂い嗅いで!
この店舗に3つしか無いしetc……

👩分かった!ちょっとだけ考えさせて…!

👨‍🦲OK!ドリンク持ってきてあげるわ。何が良い?
これ飲んで考えてて。良い返事が聞けることを期待してるわ!

 

……まぁ、買いましたね
旦那に怒られそうなので値段は書きませんが、これを長く大事に使いたいと思います。

私が1番着こなし素敵と思ってた別の店員さんにも、レジでこそっと「そのバック本当にいいバックよ」と言われたしもう後悔は無い

 

本当この店員さん商売上手だし、キャピ!みたいな態度とは一転して事務作業してる時の所作が早くてめっちゃ好きになった


浮かれた気持ちでホテルに戻ると、もらって飲まずに持って帰ったコーラが何故か鞄の中で爆発してて、モバイルバッテリーが1つ壊れるという朝から晩までハプニング続きの不思議な日だった

 

 

1日を振り返りながら、私の中のアンミカが「旅って出会いやねんな」と言っていた

(友達曰く、知らない人と話している時の私が1番生き生きしてるらしい)

 

グラッツィエ ミラノ!

ロンドンと東京

ロンドン行きを決めたは良いものの、ロンドンについての下調べを全くしてなくて、1ヶ国を2週間で回るんやしゆったり見れるやろとか思ってた


けどそれがめちゃくちゃ舐めた考えだったことに初日で気づく!

 

まず1つの観光地でも見るところが多い
美術館とかまじで見れない

ロンドンだけでも観光地が山ほどあって、その上ミュージカルも毎日やってるしオシャレなマーケットも点在してるしで全く時間が足りない!!


9時〜13時まで授業
13時に学校の子とランチ
13時〜18時の間一人で観光
19時〜体力があればミュージカルを観る

みたいな生活サイクルで、普段と忙しさが変わらない


今日の予定はどうしようとか、友達作らなきゃとか時間が無いから焦る上に、一つ一つの物事がトライアンドエラーなのでまぁ疲れる

 

コンインランドリーが上手く使えなかったり、ティファール汚れすぎててお茶飲めなかったり、お風呂もいきなり電気消えるしそういう些細なストレスが結構あって想像してたよりめっちゃ疲弊した

 

1時間ぐらいかけて綺麗したティファールで作ったご飯

電子レンジの使い方を間違えてパックのご飯が爆発してしまった

 

自分を癒したくて休んでるのに、これなら留学せず普通にホテル取って一人で観光して、たまに日本の知り合いの人や日本人のコミュニティを探した方が良かったかなぁと考える毎日……

 

ただまぁ一人公園で恵方巻きを食べながら、この一人ご飯が続くとそれはそれで病むなぁと思ったので英語を勉強したことも含めて良かったんだと思い直した

 

あと色んな国・年齢・職業の人と出会うことが出来て、それは本当に良かったし留学にしてみて良かった
日本人で来ている人も本当にみんな良くしてくれた


というかそもそもロンドンが東京と同じような都市だと2.3日目でやっと気づいた

 

東京と同じく、何かを目指して他の国から来てる人も多いし、東京のグローバル版って感じがする
人は多いし電車とエスカレーターと電車バスの速度(ドアの開閉)がめちゃくちゃ早くて信号の切り替えも早いしで目まぐるしい!
関西人的には慣れたらめっちゃ快適かも


あと選んだ学校がそこそこ老舗の良い学校で、学費も高いし比較的真面目に受けてる子が多かった
私が仲良くなった子はみんな真面目で、キャリアアップや自分の選考してる学問のために来ていて、こんな休みのついでにみたいな人間はあんまりいなかった
(ただ大学生で親がお金出してるのかな?って子はめちゃくちゃサボる)

 

そういう周りのエネルギーにも当てられて1週間目はかなり疲れた


ブログも毎日更新しよと思ってたけどまぁ無理でした

これからちょっとずつ更新する

 

久しぶりの学生生活で、初めてこのパワポ兼ホワイトボードみたいなやつで授業受けた

 

なぜロンドンにいるか

今ロンドンにいる経緯を書いておく

 

1年ぐらい前から海外行きたいな〜って思いがうっすらあって、特に何がしたいとか特定の国に行きたい訳ではなかったんだけど、日々その思いが募って一ヶ月の有給を取得して海外に行くことを決めた。

 

なんとなく海外にもっと行きたいけど今更留学や仕事を変えることなんて出来ないしなと思ってた時、同い年の友達がコロナ禍中に英語を勉強して、海外出張もたくさん行ってるという話を聞いた。

31歳だしなんて思っていたけど、やる人は何歳でも仕事しながらでもやってるんだなと軽くショックを受けた。


それが23年の6月で、7月の間にワーホリ、留学について調べたり、自分が何をしたいのか考えて8月に24年1月末から2月末の航空券を取得

 

・海外に住みたい訳では無い
・色んな国に行きたい
・休みの時期や期間的に一人で行くしかなく、長期間一人で過ごすのは辛いので短期留学良いかも
・日本の旅行したい場所は大体行った
・お金や有給日数的に行けて1ヶ月
・イタリアには絶対行きたい

 

などの事情を調整した結果、以下のプランに落ち着いた

 

1月末〜2月11日までイギリス短期留学&学校の寮で生活
2月12日〜20日の間にヴェネツィア→ミラノ→ローマを友達と回る
2月21〜23日トルコも観光して日本帰国

 


本当はイギリスじゃなくてマルタに短期留学しようと思っていたんだけど、イギリスに行った方が良いというアドバイスを受けたのでイギリスに変更
これについてはまた別の日記で書こうと思う

 

今日はちょうど1週間目が終わったところで、学校の友達とオックスフォードに向かってる

 

留学と寮生活が思ってよりハードで、全く日記を書く暇が無かったんだけど来週からは落ち着くはず……!

 

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アフターコロナと30代

2022年から2023年の間、自分の性格が色々と変化した年だったなと思う。

多分このブログを読みに来てくれるような人にはその時々で詳しく話したかもしれない。

 

どう変化したかや何故変化したかについては書かないけれど、それがアフターコロナや30代になったこととなんとなく関係もしているような気もしたのでタイトルにしてみた。

 

アフターコロナについては元々意識していなかったけれど、私の好きな星野源がラジオで「コロナ禍中に張り詰めていた気が緩んで、そこで調子を崩した」的なことを言っていたのを聞いて、もしかしたらそれに近いのかも、と思った。

自分が好きだから勝手に思ってるだけかもしれないけれど、源さんのここ数年のアップダウンと自分のアップダウンに凄く近いものを感じた。ライトハウスも刺さりまくった。

 

小学校の頃、理由は忘れたけどカウンセリングを受けたことが1度あり、先生にりんごの木の絵を描いてみてと言われて描いたところ「あなたは頭の中の余白を常に何かで埋めようとする癖があって、大体は不安でそれを埋めようとすることが多い」と言われた。

 

その当時も確かにそうかもと思ったし、今でも自分はそういうところがあるなと思う。

それを認識してるから、ある程度はまたそういう思考になってるなとか、気にしいだからこそ気づける部分もあるので大体は自分の中で調整して生きている。

 

ただこの2年ぐらいはコントロールが中々効かなくて苦労した。

コロナ禍で変わった生活リズムや人間関係、30代になり仕事もプレイヤーからマネージャーへ。業界全体が長時間労働の見直しになったことや転職もあって働き方も変わった。

人生のどんなタイミングでも普通にある変化だし、どかんと大きくしんどいことがあった訳でもないけど、とにかく1つ1つがゆっくり重なっていった。

 

どうやったら元に戻せるか考えたり相談したりして調子を取り戻し、そういう時期もあったんですよねと周りに話すと、自分と同年代・同業界の人で似たようなテンションになっていた人が多かった。

(ちなみに元の自分の調子に戻りたい、と友人に相談したときは、もう戻ることはないから新しい性格の自分で生きていけ的なことを言われた)

 

やっぱりこのタイトルに関係あるのかなと思いつつ、自分が調子を戻すために何をやったか、自分がこういう状態だったことを書いてみても良いかなと思ってXに課金した。

ただXに書くより1クリックしてブログまで読みに来てくれる人に書いた方がいいなと思ったのと、他にも書きたいことが出てきたのでXでの投稿は辞めた。

 

12月末に開設しようと思って挫折し、有給を取得する1日目から書こうと思ってまた挫折して今に至る。

 

といいつつ↑の件はもうそんなに書かないので、良いなと思った言葉や記事だけここに残しておきます。

 

インスタでこの方を知って、同い年なことにも驚いた

logic.tokyo

 

星野源のエッセイ「そして生活はつづく」にある、落語家桂枝雀の言葉

 

なんやかんやあり人生について考えこんでしまった結果、海外いきたいな〜という気持ちが湧いてきて、ありがたいことに長めの有給をもらい(辞める前の休暇とかじゃないですよ)今ロンドンからこれを書いている。